−オリオン座の伝説−
オリオンは海神ポセイドンの子
(ギリシャ)


出典
地人書館 冬の星座博物館


 オリオンOrionは、少々乱暴だが狩りの名人として知られていた。背の高いなかなかの美男子で、いくつかの恋の物語もある。
 一般にオリオンの父は海の神ポセイドン、母はミノス王の娘エウリュアレとされている。彼が海の上を平気であるくことができたといわれるが、それは父ポセイドンから授かった超能力らしい。
 オリオンの生まれについては別の説もある。
 ヒユリエウスHyrieusという年老いた農夫がいた。
 ある日、ゼウス、ポセイドン、ヘルメスの三人が施の途中で彼の家にたちよった。ヒュリエウスが心から三人を歓待したので。神々は彼になにか願いごとがあれば、お礼にかなえてやろうといった。
 彼は愛した妻がすでにこの世にいなかったので、自分の子どもが欲しいといった。神々は前日彼がいけにえとしてささげた牡牛の皮に、めいめいの精液を流してつつみ、それを地中にうめるよう命じた。
 10か月後。大地ほ巨人オリオンを生んだ。そこで神々はこの子をヒュリエウスの息子にしたというのだ。
 オリオンは、大地の女神ガイアの子である、という説もある。




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